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2019’08.28・Wed

ADALBERTO ALVAREZ 「FIN DE SEMANA」

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 キューバの作曲家でピアニスト、アダルベルト・アルバーレスの1988年のアルバムで、邦題は「ハバナの週末」であります。その昔、信頼のデイク・オフ・レーベルからリリースされた盤ですね~。アルバーレスの作品にハズレは無い、というのがキューバ音楽ファンの間では定説ですが(?)、やはりこのアルバムも実にステキな仕上がりになっていますね!

 まずは1曲目のメレンゲにビックリですが、何故アルバーレスがドミニカのメレンゲを?という気はするものの、この優雅でスマートな演奏を聞けば誰も文句は言わないでしょう。「本場のメレンゲよりもカッコええ!」などと口走りたくなる仕上がりですからね~。流石に汎カリブ音楽ということをシッカリ意識している(と、わっちが勝手に思っている)アルバーレスだけあって、当時流行っていたメレンゲを単に取り上げてみただけ~、なんて軽薄な感じは全くありませんね。その辺はメレンゲ界のお調子者(?)ウィルフリード・バルガスなんかのお気楽さとは全然違うかと。

 勿論メレンゲだけではなくて、本職でありますソンの方も絶好調でありまして、80年代らしくシンドラやエレキ・ベースなんかもバリバリに使いまくっているものの、キューバ音楽らしい背筋がシャキッと伸びた気品溢れる演奏が最高にカッコいいと思います。わっちは実際にハバナに行ったことがありますが、太陽が燦燦と降り注ぐ海辺の道路とかパステルカラーに彩られた石造りの建物が並ぶ街並みには、こういう音楽が良く合っていると思います。但しライヴハウスなんかでこういう音楽が実際に演奏されるのは、深夜なんですけど。ハバナのライヴハウスのスケジュールを見たら、アルバーレスの出演は深夜3時でした・・・。見れるかそんなモン!

 何にせよ、こういう音楽はめっさ暑い夏に聞くのが良いかと思います。これを聞いたからって暑い夏が涼しく感じられるなんてことはありませんが、倒れそうな位の暑さを乗り切る元気をもらえるような気が致します。当代最高のトレス奏者パンチョ・アマートのバリバリ弾きまくり演奏も聞けるおトク盤ですし、万が一どこかで見かけるようなことがあれば、是非ともゲットすることをオススメ致します!
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