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2019’09.13・Fri

OAU 「OAU」

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 「きのう何食べた?」というドラマがありまして、ゲイの中年のおっさんカップルの日常を描いた作品なんですけど、わっちは基本的にホモ映画とかドラマなんかには興味が無いんですよ。現在大流行(?)の「おっさんずラブ」なんぞも全く見る気はありません。でも「きのう何食べた?」は全部見てしまったんですよね~。別に大してきしょい描写があるワケでなし、日常を淡々と綴っている作品でしたので、わっちでも見ることが出来てしまったのであります。結構面白かったですし。

 このドラマ、話自体も面白くて印象に残ったんですけど、同様に印象に残ったのが挿入歌に使われていたOAUというおっさん6人組グループの「帰り道」という曲であります。アイリッシュ・トラッド風味のゆったりしたミディアム・テンポの曲で、ちょいと哀愁漂う実に良い曲でありました。わっちはこの曲で初めてOAUという連中を知ったのですが、めっさ気に入ってしまいましたので、アルバムが出るのを楽しみにしていたんですよ。そしてタイミング良くリリースされたこの新作、早速SPOTIFYで聞いてみたのでありました。

 ところでわっちは全然知らなかったんですけど、このOAUというバンドは以前からOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDという名前で2005年から活動していて、これまでに何枚もアルバムを出しているんだそうです。今回のアルバムはバンド名をOAUに変更してから出す初アルバムになるようですが、結構活動歴があったんですね。「帰り道」を聞いた時に、新人なのに随分と地に足の着いたどっしりした音を聞かせる連中だな~と思ったのですが、なるほど、そういうワケだったのかと納得。この落ち着いた堂々たる演奏はアルバム全編に亘って展開されていて、骨太な根っこをシッカリ持ったバンドであることを実感することが出来ます。

 この連中の音楽のベースになっているのは勿論ロックなんですけど、そこにアイリッシュ・トラッドやカントリーの要素が色濃く出ているのが特徴であります。演奏力も非常に高く、2人いるヴォーカル(1人が日本語担当、もう1人が英語担当)は優しい歌声ながらも説得力がありますし、相当な実力を持った素晴らしいバンドだと思います。このアルバムはその実力を存分に発揮した優良盤であります。ただ、サンバみたいな曲とアイリッシュ・エアーみたいな曲の、2曲のインストが入っているのが個人的にはどうなのかな~って気がしますね。音楽性の幅広さや演奏力の高さをアピールする意図があるんでしょうけど、この2曲が無い方がバンドの魅力をより凝縮して伝えることが出来たのでは?という気がしますが、如何でしょうか?
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