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2019’11.20・Wed

L’HAM DE FOC 「CANCO DE DONA I HOME」

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 2000年代の前半ですが、アラブ・アンダルース音楽とかスペイン方面の音楽が大きく盛り上がった時期がありました。わっちも面白がってその波に乗ろうとはしたものの、如何せん福岡の片田舎では入手出来る盤が極めて限られておりましたので(通販があまり好きではありませんでしたし)、結局は聞けない盤ばかりということになってしまって完全に乗り遅れたと言いますか、波に乗れなかったのであります。

 あの頃極めて評判が高くて一部のワールドミュージッカーの間で大人気だったのが、ラム・デ・フォックの2002年盤でありました。しかしわっち如きが聞きたいと思ってもブツをゲットすることが出来ませんでしたので、随分と悔しい思いをしたものでありました。そして時は流れて2019年、SPOTIFYを導入したお陰でついに積年の恨みを晴らす(?)ことが出来たのであります!そうです、ラム・デ・フォックを検索したら出て来たんですよ、あの時に聞きたくても聞けなかったあのアルバムが!

 あの時は一体どんな音楽なのだろうと妄想を膨らませる意外に方法は無かったのでありますが、やっぱりちゃんと音源を聞けるのはイイですね~。妄想では大らかな海洋性が感じられるユーロロックを勝手に想像していたんですけど、実際はヨーロッパよりもアラブ的な要素が強い、どちらかと言えば民俗音楽寄りの音楽だったんですね。アラブ・アンダルース音楽って、ヨーロッパ的な要素が強いモノもあればアラブ的要素が強いモノもあったりして、一口にアラブ・アンダルース音楽と言っても色々あるんだということを実感した次第であります。

 それしにてもラム・デ・フォックですよ、かなり評判になっただけあってめっさイイ音してますね!想像していた大らかなユーロロックとは全然違う、ピリピリとした緊張感が溢れる愛想の無いクールな音楽なんですけど、コレが実にカッコいいんですよ。何事にも妥協しない意志の強さみたいなモノが感じられると言いますか、まるで「ブラック・アルバム」のプランクシティみたいな感じなのであります・・・って、そんなこと言っても誰にも通じませんね。まあ、伝統を汲みつつ新しい音楽の地平を切り拓いて行こうとするパワーがビシバシに伝わって来る、凄い音楽ってことでありますよ。傑作との誉れ高いアルバムですが、本当にその通りであるとわかった、或る日の夜なのでございます~♪
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