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2019’11.27・Wed

AZIZ SAHMAOUI & UNIVERSITY OF GNAWA 「POETIC TRANCE」

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 アジズ・サハマウィというおっさんが率いるグナワ大学というグループの、今年発売のアルバムであります。プロデューサーはかの有名なマルタン・メソニエですが、今時マルタン・メソニエなんて言っても「誰じゃそれ?」って感じかもしれません。80年代後半からワールド系音楽を聞いている人にとっては、「おおっ、それは是非聞かなくては!」となってしまう位の存在なんですけどね~。

 まあメソニエはどうでもいいとして、アジズさんがヤッテいる音楽はグループ名の通りグナワであります。しかしグナワと聞いて一般的に想像されるような土俗的で呪術的なモノではなくて、ロックやフュージョンなんかの感覚を取り入れてスッキリと都会的にカッコよくなった、ハイブリッド・グナワとでも呼ぶべきモノであります。ですから、グナワのエッセンスはタップリと詰まっているとはいえ、グナワのちょっと不気味な呪術性はかなり抑えてありますので、随分聞きやすいかと思います。

 勿論グナワの特徴的な楽器でありますブイブイと低音を鳴らす弦楽器ゲンブリと、ガチャガチャとリズムを刻む金属のカスタネットみたいなカルカバはシッカリと使われていますが、それよりも弾きまくりのギターやシャープなリズムを叩き出すドラムの方が目立っていまして、言ってみれば昔ハッサン・ハクムーンが率いていたザハールなんかに近い演奏だという気がしますね。そこに更に西アフリカ方面の音楽の要素が入って来ていると感じられまして、ミクスチャー度合いはザハールよりもグナワ大学の方が上という気が致します。個人的にはザハールの方が好きですが、グナワ大学もカッコよくて実にイイと思います。グナワ初心者にもオススメ出来る一枚かと存じます~♪
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