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2007’11.02・Fri

李敏 「横濱別戀」

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 まるでギリシャのブツの如く美麗なジャケに一目惚れして、思わず買ってしまったブツです。これはアマンダ・リーの95年のアルバムです。新○堂で720円也。もちろんバーゲン品であります。


 それにしても見るほどに美しいジャケですね~。簡素ながらもニュアンスに富んだ、水墨画のような写真であります。もう持っているだけでOK、そんな気がしてしまいます。これで中身の方がジャケのイメージの通りに、簡素でしっとりした歌が淡々と綴られていたなら完璧なわけであります。しかし、もしイメージと全然違う音楽だったらどうしよう、という心配もあります。持っているだけでOKのブツですから、聞かなくてもいいんですけど、やっぱり中身も気になる…ということで、勇気を出して聞いてみました。


 結論から言うと、ちょっと複雑な気分かも…。リーさんの歌には問題ありません。それほど上手い歌手ではないですが、雰囲気は良いものを持っています。問題はプロデュースにあると言っていいでしょう。全体的にアレンジ過多なんですよね~。それに洋楽っぽいポップスの色彩がかなり強いように思います。曲調はしっとりしたもの、ラテン調のもの、歌謡ポップス調のもの等色々あって悪くはないのですが、9曲目から11曲目までのダサいダンス曲は全く必要ありません!まあ、聞く時はその3曲を飛ばせば済むわけで、実際に飛ばして聞いてみたら、結構いい感じにはなるのですが。しかし、どうせ作るなら、中国の民族楽器なんかも使ったもっとアジア的情感を大切にしたものを作って欲しかったです。じゃないとジャケのイメージに合わない!


 とは言っても、ジャケを作ってからそのイメージに合わせて中身を作るわけではなくて、通常は逆でしょうから、ジャケと中身が一致しないということも当然ありますよね。しかしジャケはブツの顔でありますから、ジャケがよろしければ中身も良いものであるだろうと、当然の如く期待するわけであります。そして、聞いてみて当たりであれば非常に嬉しく、ハズレであれば「またつまらぬものを買ってしまった…」とルパン三世の石川五右衛門の如くつぶやくハメになってしまいます。今回のブツは決してハズレではありませんが、満足したということでもなく、だからこそちょっと複雑な気分なのであります。


 しかし所詮はジャケ買い、ジャケに惚れて買うわけですから、中身なんか関係無いと割り切ってしまえばいいんだと思います。中身の当たりハズレなんかは二の次で、気に入ったジャケがあれば買ってしまう。音盤収集を日常的にしている人間にはつきものと言える、困った習性(病気?)ではありますが、でもそれがまた楽しいんです。やっぱりジャケ買いはやめられません。
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こんばんは。
う~ん、なるほど。
私が見てもこのジャケは日本でいうところの「和」の趣がありますし、(中国ではなんていうのかしら。。)中身がエレクトロっぽかったりダンスものだったら「ヘッ?」って驚きです。
アンバランス過ぎて違和感を覚えそうです。
やっぱ、ジャケットを作る人のセンスの問題ですかね~。

昔、たまに中古品でジャケと中身が間違って入っているのがありましたけど(^^;)

パイクマン:2007/11/02(金) 23:13 | URL | [編集]

>パイクマンさん
やっぱりこのジャケでダンスものが入っていてはダメですよね。もっとしっとりとした情緒を感じさせてくれないと、満足はできません。ジャケは中身に合ったものであって欲しいですよね。
中身違いの中古のブツ、ありますよね~。特にバーゲン品に。返品もダメなので泣き寝入りするしかなく、何度枕を涙で濡らしたことか…(ウソ)。

ころん:2007/11/03(土) 09:49 | URL | [編集]

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