2009’12.09・Wed

BONNIE PINK 「ONE」

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 実はデビューした頃から好きなシンガーソングライター、ボニー・ピンクの今年のアルバムです。これで10枚目ですね。昔は本当に髪の毛がピンクでしたが、残念なことに(?)随分前からピンクの髪はやめてしまっています。まあルックスで魅せるタイプの人ではないので、別にいいんですけど。


 この人はトーレ・ヨハンセンと組んだ諸作が結構有名かと思いますが、一種病的な箱庭的世界を作り上げるのが得意なトーレと組むと、美しくはあるのですが息苦しさを感じさせるほどの密室感が出てくることがあり、聞いているのが辛くなる場合があります。しかしトーレと組まない時は結構地に足が着いた骨太な雰囲気がありまして、本来は男っぽい逞しさを持った人なんだろうと、わっちは勝手に思っています。


 ボニー・ピンクという人は結構不思議な人で、メロディ・メーカーとしての才能は抜群のものがありますし、上手いというわけではないにしても耳に心地良い声でスマートで洒落た感覚のある歌を聞かせてくれますし、音楽的な才能はRIE FUや安藤裕子なんかにも負けないぐらいのものを持っていると思うのですが、何だかイマイチ煮え切らない中途半端さがあるんですよね~。常に優等生なんですけど、いつも行儀が良くて弾けることがないから地味な存在であり続けているという、損な役回りを演じてしまっているように感じられます。


 しかしそんな彼女が、ついに一皮剥けてやっと勢い良く弾けてくれました!今回は複数の海外プロデューサーと組んで(トーレ関係者もいます)音を作り上げていますが、それが良かったのかどうかは知りませんけれども、曲はよりポップで親しみやすくなり、歌声は自信に満ちた力強さが漲って、骨太な逞しさと繊細な美しさが両立した傑作に仕上がったと感じられます。まさに大躍進のボニー・ピンク、10枚目にしてやっとその才能を大爆発させてくれました!


 いや~、わっちは本当に嬉しいでやんす!これまで彼女のアルバムは全てチェックしてきましたし、その度に「うーむ、良いんだけどなあ…」という複雑な気持ちになっていたワケですが、やっと大絶賛できる作品を出してくれまして、何だか彼女をめっさハグしたい気分でございます。ルックス的にはタイプではありませんし、結構歳イッテたりする人ではありますが、そんなの関係ありません。ハグしてあーしてこーして…多分殴り倒されますね。


 あ、どうでもいいんですけど、妄想ばかりしているわっちには「妄想LOVER」という曲が入っているのがとても嬉しいでやんす!


あと、コメント欄に試聴を貼り付けようとしたのですが、書き込み制限を受けているとかいうワケわからないエラーが出ますので、貼り付けるのはやめました。
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