2010’03.11・Thu

FRANCO 「FRANCO」

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 フィリピンのロック・バンド、フランコの09年のデビュー盤です。いつもお世話になっているMIA MUSIC & BOOKSさんによると、めっさカッコいいオルタナ系バンドということでしたので、これは聞かずにはいられません。わっちはオルタナ系ロックも結構好きなのでやんす♪


 まあ最近はオルタナ系ロックなんてロクに聞くこともありませんので、何だか妙にワクワクしつつパソコンにCDを放り込んで再生してみますと、ヘッドフォンから聞こえてきたのは、実に端正に整った超カッコいいハードロック・サウンドでございました!「うおーっ、これは凄え!」と思わずアドレナリンが噴出する、ハードロック好きなワタスに取ってど真ん中のストライク音でありますた!


 まずは一気に迫ってくる音圧に圧倒されますね~。メチャクチャに達者な、凄い疾走感のある演奏が素晴らしいです。フィリピンの連中は基本的に演奏は非常に上手いのですが、このバンドは本当に凄いですよ。シュガーフリーとかリヴァーマヤよりも迫力があって、パラミタよりも達者だと思います…なんて言って、一体誰に通じるのかな?


 そしてこのヴォーカルがまたカッコいいんです!野太くて豪放な歌い口なんですが、まるでパールジャムのエディ・ヴェダーと、メン・アット・ワークのコリン・ヘイを足したような歌声なんですよね~。超強力な演奏に全く負けることが無い、素晴らしい歌だと思います。これは男が惚れる歌って感じですね。


 基本的にはグランジを通過してきたオルタナ系ハードロックでありまして、ヘルメットみたいな端正な演奏がベースになっているものの、結構ギターが弾きまくるのが嬉しいです。やっぱりエレキギターは弾きまくらないとね~♪しかしハードロック一辺倒というワケではなくて、初期ポリスみたいなレゲエの要素を取り入れてみたり、ダブを応用した音作りなんかは日本のフィッシュマンズとの親近性を感じさせたりもして、音楽的にも多彩な引き出しを持っているようであります。


 そして特に素晴らしいのは、ハードロックってどこの国の連中がやっても出てくる音は似通ったものになってしまうことが多いのですが、この連中は英語で歌っているにも関わらず、どこからどう聞いてもしっかりとフィリピンの音になっているところであります。いや~、素晴らしいですよ、この連中は!


 フィリピンのハードロックはフアン・デ・ラ・クルースを始祖として、ウルフギャング、レイザーバック等を経て連綿と続いてきたワケですが、その集大成がこのフランコなのではないかと、わっちは勝手に思って独り興奮しているのでやんす。


 ワールド・ミュージッカーの間でフランコと言えばコンゴのフランコ大先生になるワケですが、こんなにカッコいいブツを聞いてしまうと、今後はわっちの中ではフランコと言えばフィリピンのロック・バンドということになってしまいそうです♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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まずは1曲、「SEASONS」です。めっさカッコいいです。ほのかに漂うユーモア感覚もステキです♪
http://www.youtube.com/watch?v=TAc6S0FCuI0&feature=related


もう1曲、「CASTAWAY」です。何だか強烈にフィリピンの音ですね~。素晴らしい!
http://www.youtube.com/watch?v=p-Ogwt1Zk7k

ころん:2010/03/11(木) 22:48 | URL | [編集]

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