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2007’11.30・Fri

PRIK WHARN 「FAN NAI FHUN」

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 久し振りにタイの音楽を取り上げてみようかと思います。タイも色々と取り上げたいブツがあるんですけど、他にも取り上げたいブツが多々ありますので、最近はネタにする機会が減っていました。


 牧歌的な音楽という言葉を耳にすることがありますが、牧歌的な音楽って一体どんな音楽なんでしょうか?感覚的にはわかりますが、説明するとなるとどう表現していいかよくわからないですよね。田舎っぽい雰囲気を持った音楽だという人もいるでしょうし、自然の情景が浮かんでくるような音楽だという人もいるでしょう。その定義はどうれあれ、ジャケがオイ・ガトーンのアルバムを思わせる、プリックワーンの06年のデビュー盤である本作は、牧歌的な音楽であると言っても誰もが納得するのではないでしょうか。

 
 プリックが原っぱでアコギを提げて立っているジャケからして牧歌的な感じですが、出てくる音がまた、とても牧歌的なんです。オイ・ガトーンなんかも牧歌的と言えるかと思いますが、歌を聞くとやはりプアーチウィット的な田舎の泥臭い感覚があって、慣れない人には非常にクセがあるように感じられることでしょうね。プリックは、いかつい顔に似合わず可愛らしさのある声で、飾り気の無い素朴な歌を聞かせてくれるのですが、オイ・ガトーンとは違って、あまりコブシを回さないポップス的な歌い方をしますので、クセがあまり無くて非常に聞きやすいかと思います。スッキリ爽やかな歌なんですよね。発声がやや一本調子ではありますが、なかなかに好感の持てる歌だと思います。


 バックの演奏はロック・バンド編成を軸にしていますが、出てくる音はロック的というよりは、フォーク調のポップス的ですね。曲調としてはプアーチウィットと言ってもいいのかもしれませんが、彼女のクセの無い歌が乗ってくると、爽やか風味のフォークっぽいポップスに聞こえます。まあクセが無いとは言っても、タイの歌手にしてはということであって、十分にタイ風味はあるんですけどね。


 歌が素朴で爽やかで、しかも音作りはアコースティックな質感で統一されていますので、いかにも自然の中にいるようなリラックスした空気を感じさせてくれます。なんか癒されますね、こういう音楽って。これがプアーチウィットなのかそうでないのかはよくわかりませんが、どちらにせよ、とても愛らしいポップスに仕上がっていると思います。有機野菜のような、体に良さそうな音楽という感じですね~。
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