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2010’11.07・Sun

SAYUN SUNYA 「REMEMBER VOL.1」

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 タイのルークトゥンおじさん、サユン・サンヤー(と読むのかな?)の、多分04年のベスト盤だと思います。タイトルにリメンバーなんて書いてありますし、ナツメロ集なんじゃないでしょうか?その割にはたったの10曲しか入ってないのが、何と言うか、何ですね…。まあ20曲も30曲も入っていたところで一気に聞き通したりすることはありませんから、ベスト盤でも10曲程度が良いのかもしれませんけど。その方が頻繁に繰り返し聞けますし。


 おっさんルークトゥンのことは全然知らないわっちでやんすが、当然この人のこともよく知りません。ルークトゥンの帝王みたいな存在だと聞いたことがあるような気がしますが、もしかしたら別の人だったかもしれません。わっちはおっさん情報に関してはテキトーなのでやんす。ならば何故このおっさんのブツを買ったかといいますと、まるでテロリストのような悪そうなイラストのジャケが気に入ったからであります。実際の本人も、実に悪そうな顔ではありますが。


 しかしこのおっさん、こんな悪そうな顔している割には、歌声は実に面白いんですよね~。何だか思わずニヤケてしまうような歌声と言いましょうか、ちょっと甲高いハスキーなカスレ声で、そこら中に愛想を振り撒いている様な感じの歌い方をするのであります。しかもその歌声には「聞いてくれる人を何が何でも楽しませるんだ!」という、筋金入りの芸人根性が感じられます。わっちは「歌手はアーティストではなくて芸人だ」と考えておりますので、このおっさんの大衆芸能的な歌い口は、まさに芸人の鑑的な素晴らしさを持っていると思います。


 そしてそこに漂ってくる芸人の哀愁が、これまた実に素晴らしいのであります。人々を笑顔にするだけでなく、同時にしんみりと泣かせる歌でございますね。タイの人達はこのおっさんの歌と共に、笑ったり泣いたりしているんじゃないでしょうか。限り無く俗世間にまみれた感覚の歌ではありますが、俗を極めることでいつの間にか聖に達してしまったような歌だと、わっちには感じられます(ちょっと大袈裟かな)。何にしてもこのおっさん、最高です!


 それにしても聞く程に本当に素晴らしい歌ですね~。似たような雰囲気のミディアム~スローの曲ばかり収録されているのですが、どれもこれも味わい深くて飽きること無く、繰り返し聞いてしまいます。これはベスト盤のクセに10曲入り36分ちょいという収録時間の勝利と言えるかもしれません。20曲も入っていたら途中で飽きるのかもしれませんが、「もっと聞きたい!」と思わせるような作りにしてあるところが、なかなかいやらしくもステキなブツでやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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とりあえず似た雰囲気の曲をテキトーに貼り付けておきます。しかしホンマに悪そうな顔しとんな、このおっさん。
http://www.youtube.com/watch?v=clW9SGdTjqk


もう1曲、この手のノリノリな曲も収録して欲しかったな~。
http://www.youtube.com/watch?v=-M9XGAkFrV8

ころん:2010/11/07(日) 08:36 | URL | [編集]

ころんさん お久しぶりです。

またまた、ころんさんならではの素晴らしい発掘と選曲ですね。いつもながら感服いたします。

ルークトゥンの名の通り、タイのローカルでこんなのが流れてきたら、思わず涙がチョチョ切れますね。
なんか心をわしづかみにされて、えぐられたような感じです。
抽象的ですが、「あの声」で、今までの自分の人生が走馬灯のように流れ始め、「あの声」でそれまでの過去を浄化させられてしまうがごとく、ただ今を生きていることを実感させられてしまう、何とも言いがたいものを感じます。
(全然、意味が伝わらないと思いますが・・・)

わたくし、タイ語は全く分かりませんが、それでも「あの声」の持つ魔力は感じます。
全曲聴いたら、多分逝ってしまうのではと、心配になりました・・・。
その辺がテロリストなのではないでしょうか?

普通に観たり、聞いたりしたら日本で言う「大川栄作」や、「田中義剛」と変わらないのでしょうが、あの1-9分け しかもロン毛であの顔立ちからはかけ離れた声の独特なトーンが私を魅了させます。
画面の展開も普通はワンコーラスで飽きてしまうような曲調でもにわかに後ろの数人のバックダンサーを気にかけさせながら、間奏に至ってはそのアップと、見る人を全く飽きさせません。

完璧ですね・・・


また、いい曲たくさんお願いします・・・!






shinobi:2010/11/08(月) 08:39 | URL | [編集]

 名前は サーヤン・サンヤーです。タイのローマ字表記はUは(日本語のあに近いあ)、Aは(えの口をしてあと発音するあ)です。
 サーヤン・サンヤーはルークトゥンの帝王とか王様とか言われました。レー歌唱からくると思われる、絞り出すような発音をし、貧乏を全面に出して、一世を風靡しました。1980年頃が全盛期ですが、一応現在も現役です。懐メロ歌手と悪口を言われる時もありますが。
 日本人からは、中々評価されない、なぜ当時人気があったか分らないを言われるルークトゥンの王様です。悪顔と声量の無さが悪影響していると思われます。
 30年前のルークトゥンの標準的歌い方なので、何曲聴いても同じような曲ばかりでしょう。

kenchanrui:2010/11/08(月) 15:21 | URL | [編集]

> shinobiさん
思い入れたっぷりのコメント、ありがとうございます!ただ、あまり誉められると恥ずかしいんですけど…でも嬉しいです♪
このおっさん、本当に素晴らしい歌を歌いますよね~。おっしゃる通り、現地で聞いたら涙モノかもしれません。ワタクシもタイ語は全くわかりませんが、たとえ言葉がわからなくても伝わるモノは伝わる、それが本物の歌の力だと思いますし、shinobiさんがおっしゃるところの「魔力」というものなのでしょう。このおっさんには、本物の歌の力があると思います。
まあタイの人々にとってこのおっさんは、日本人にとっての演歌歌手と同じような存在なのかもしれませんが、そんなことに関係無く、このおっさんは素晴らしいと思います。じっくりと噛み締めながら聞き続けたい歌手ですね~♪もっと色々なブツを聞いてみたくなってきました。

ころん:2010/11/08(月) 18:51 | URL | [編集]

>kenchanruiさん
なるほど、このおっさんの名前はサーヤン・サンヤーですか。ご教示ありがとうございます!
ルークトゥンの帝王と呼ばれたのは、やっぱりこの人だったんですね~。帝王らしい素晴らしい歌い口ですし、懐メロ歌手だろうと何だろうと、このおっさんが良い歌手であることに変わりはないと思います。日本人ウケしないのは、この悪そうな顔が一番の原因でしょうね~、おそらく。
とりあえずワタクシはこのおっさんに俄然興味が出てきましたので、たとえ同じような曲ばかりであっても、色々なブツを聞いてみたいと思っております♪

ころん:2010/11/08(月) 18:53 | URL | [編集]

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