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2010’11.19・Fri

NOO METER 「VOL.5 MARK KWA KWAM RUK」

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 タイのロック系ルークトゥンおじさん、ヌー・ミターの今年発売のアルバムです。テイラーのギターを持ったジャケが、イケてるんだかイケてないんだかよくわかりませんが、ギターが好きなおっさんのロック・スピリットみたいなものがビシバシに伝わってくる…ような気がするのは、多分気のせいです。


 ヌー・ミターというおっさんは、都会的に洗練されたロック~ポップス的なルークトゥンの先頭を走る歌手でありプロデューサーでもあります。音の方は極めてソフトで優しい響きを持っておりまして、ちょっとカマっぽいナヨナヨした歌い口と相俟って、実に美しい音楽を作り出しています。「優しい男」というモノがモテはやされる昨今、時代のニーズにフィットした音楽をやっていると言えるでしょうね。もしかしてこのおっさん、本国では「優しいおじさん大好き!」という女子とかカマにモテモテとか?もし日本で売り出したら、優しいおっさん好きの女子の間で人気沸騰…するはずがありませんね。


 ところでこの優しいおっさんでありますが、実はルークトゥンの持つ田舎っぽいダサさを徹底して払拭しようとする、音や顔からは想像できない相当にラジカルな姿勢を持った人でもあると、わっちは思っております。まあわっちはロック~ポップス的に洗練されたルークトゥンを積極的に支持する派ですので、このおっさんの姿勢には基本的に共感しております。ですのでこのおっさんのアルバムについても勿論高く評価しておりまして、特に前作は流れるように優美な音と歌声が素晴らしい逸品だったと思っております。


 そんな前作に続く本作でございますが、基本路線に全く変更はございません。優しさと美しさに溢れたステキな作品に仕上がっております。既にスタンダードな響きを持ったポップなメロディといい、更に洗練されてシティ・ポップス的に磨き上げられた音といい、ますます優しい歌といい、非常に高い完成度だと思います。ここまで完成度が高いと文句の付け様がございません。


 しかし贅沢を言わせてもらうなら、甘くて美しい曲ばかり揃っていますので、たまにはちょっと辛口の曲も欲しいな~、なんて感じてしまったりもするのであります。甘いデザートがズラリと揃っているのも良いのですが、焼き鳥とかラーメンなんかも欲しくなってしまうような感じと言いましょうか?まあ優しいおっさんはひたすら甘口でも良いんですけど、違った面も見せてくれたらもっと惚れてしまうのにな~って気がします。


 まあそんなことを感じてしまったのは、多分世界中でわっち一人だけだと思いますので、皆様はどうぞヌーおじさんの優しくて甘くて美しく洗練されたルークトゥンを存分にご堪能いただきたく思います。スウィート・ソウル好きの方にはお薦め致します。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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まずは1曲、優しくて美しい曲でございます。しみじみと聞き惚れてしまいまする♪
http://www.youtube.com/watch?v=Fy0Z5qytzKA


もう1曲、ポップで楽しい曲ですが、どっかで聞いたことがあるようなメロディですね~。
http://www.youtube.com/watch?v=2W4FpjKYQHQ

ころん:2010/11/19(金) 23:22 | URL | [編集]

ころん様

こんばんは。
試聴の2曲はどちらも素晴らしいですね。
ヌーさんの甘い歌声も悪くありませんが、ビウちゃんあたりに歌わせたらピッタリの感じがします。

おやぢ:2010/11/20(土) 21:42 | URL | [編集]

>おやぢ様
こんばんは。
確かヌーさんは、ビウちゃんのプロデュースもやっていたはずです。ヌーさんの曲とビウちゃんの相性は、まさに抜群といった感があると思いますね~♪
ハッキリ言ってこのアルバム、ビウちゃんが歌っていれば完璧な一枚に仕上がったのではないかと…。まあヌーさんの歌声にも、捨て難い魅力があるんですけど。

ころん:2010/11/20(土) 22:19 | URL | [編集]

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