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2007’12.07・Fri

OIGE 「LIVE」

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 今日は突然ケルト系。アジアかと思えば欧米、欧米かと思えばアフリカ、アフリカかと思えばケルト、明日は一体何処へやら?いつも気ままな音楽旅。きまぐれなころんでございます。


 今回取り上げるのはアイルランドのガキんちょ・バンド、オイガの94年のライヴ盤です。当時、メンバー四人中三人がまだ17歳やそこらだったということで、とにかく若いということが話題になった連中です。若いだけなら何の意味も無いのですが、若いのにメチャクチャ上手いというのが生意気と言うか何と言うか、非常に腹立たしい(?)連中であります。


 演奏は勢いに任せて闇雲に突っ走るところが多々あるのですが、それが尋常ではない疾走感に繋がっていて、なんとも興奮させられます。しまった、不覚にもこんなガキどもの演奏にノセられてしまった!などと感じるヒマも無く、一気にラストの曲までぶっ飛ばされてしまいます。凄いですよ、こいつら。演奏自体は完全に伝統的スタイルなのですが、思慮分別の無い突進力が、まさにパンク!ガキ共だからこそ出せる、大人には真似できない味わいであります。


 このオイガは男3で女1のバンドなのですが、ここで歌を歌っている女の子、実はトラッド・ファンのアイドル、我らがカーラ・ディロンちゃんなのです。当時17か18歳ぐらいのはずですが、若き日のカーラちゃんの初々しくも可憐な歌を聞けるというだけで、このライヴ盤は大きな価値があると言えるでしょう。現在もその可憐な歌声で私を魅了してくれるのですが、本作で聞けるカーラちゃんの声はまさに小鳥のさえずりの如く耳に心地良きものであります。耳に悦楽。


 このアルバム、爆発的なパワーを持ったインストとカーラちゃんの歌がバランス良く並んでいますので、非常に聞きやすいです。インストで大興奮してカーラちゃんでチル・アウト、うーむ、素晴らしい。残念ながらカーラちゃんはこのアルバムを最後にバンドを脱退してしまいますが、そんなことに関係無くこのアルバムはアイリッシュ・トラッド史に燦然と輝く金字塔である!と勝手に思っているのですが、そこまでこのアルバムを評価しているのは多分私だけでしょう。個人的にはアイリッシュ・トラッドの数ある作品の中でも、最も好きなアルバムの一つですね。え、他にどんなアルバムが好きなのかって?そんなのカーラちゃんのソロ・アルバムに決まってんじゃん♪(いや、他にもあるんですけどね…)
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