2010’12.18・Sat

BONNIE PINK 「DEAR DIARY」

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 ボニー・ピンクの今年発売の新作(初回盤)です。初回盤は15曲入り新作アルバムにプラスして、昨年のアルバム「ONE」発表時のツアーを収録したDVD(15曲入り)とシングル・カップリング曲(15曲入り)CDが付いた、3枚組の大作であります。これで3800円ですから、安いもんでしょう。普通ならツアーのDVDだけで3800円ぐらいしますから。ちなみに新作CDのみの通常盤は3150円です。わっちは初回盤をヤフオクにて2180円でゲット致しました。


 昨年発表の前作「ONE」は、常に高品位なアルバムを作る優等生でありながら、地味で目立たない存在に甘んじていたボニー・ピンクが、突然スイッチが入ったかの如く大爆発し、一躍アジアの怪物としての才能を開花させた大傑作でありました。聞くところによると、「ONE」は本人としても自信を持ってリリースした、「ボニー・ピンクと言えばコレ!」というような、名刺代わりの一枚との認識をしているようですね。残念ながら諸事情により昨年のわっちの個人的ベスト10には入賞しませんでしたが、実は今年になって最も回数を聞いているアルバムなのでやんす♪


 そんな大傑作に続くアルバムが本作になるワケですが、あれだけの作品をモノにした後だけに、「ONE」を超えるようなブツを果たして作れるのかどうかが心配だったんですけど、そんな心配は無用でした。相変わらずボニー・ピンクは元気であります。「ONE」は「これでもか!」という位にボニー・ピンクの音楽的エッセンスを詰め込んだ、言わば総論的な作品でしたが、今回は彼女のロック的な部分に焦点を絞った、各論的な作品に仕上げてきたと思います。表面的な音作りは箱庭的な息苦しさを感じさせる初期の雰囲気に近付いた感はあるのですが、同時にこれまでのボニー・ピンクには無かったルーズな感覚が出て来たことで、初期の作品とは違ってしっかりと外に開かれた音楽になっていると思います。


 そんな開かれた音楽性は、ボニー・ピンクの歌声からも感じられるかと思います。以前は内側にこもりがちだった彼女の歌世界は今や歌う喜びに溢れ、まるで「ほら、一緒に楽しもうよ!」と、聞く者を積極的に誘っているようであります。わっちは今の彼女の歌を聞くと、ほんわかと楽しく幸せな気分になってしまうのであります♪


 それにしてもここに収録された全15曲のメロディの素晴らしいこと!前作に引き続いて、メロディ・メーカーとしての才能が大爆発していますね~。全ての曲で耳に引っ掛かるポップなフックがあって、全く聞き飽きることがありません。普通なら15曲も入っていたら途中で飽きたりしてしまうんですけど、このアルバムには全くそんな瞬間がありません。聞くほどに好きになってしまいます。まさに充実の時を迎えているボニー・ピンクでありますね。少しでも興味がおありの方は、今の内にお聞きになることをお薦め致します。


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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まずは1曲、シングル曲の「カイト」です。ボニピンのメロディ・メーカーとしての才能を実感できる曲ですね♪
http://www.youtube.com/watch?v=pWF3zVRQEZA


スタジオライヴをどうぞ。多分すぐに削除されるかと思いますので、お早めに。3曲聞けるお得ライヴです。全曲アコースティック・バージョンです。上記の「カイト」もやってますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=tWAo9q65f-w

ころん:2010/12/18(土) 22:27 | URL | [編集]

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