2011’04.24・Sun

ECOUTEZ 「POSITEVE」

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 プランテーションでゲットしましたインドネシアのブツ、ジャズ・ファンク系のバンドであるエコウテズ(と読むの?)の08年のアルバムです。何だかエテ公の集まりみたいな名前ですが、どんな意味があるんでしょうか?店長さんのお話では、アチラでは相当に人気があるそうで、この手のバンドとしてはトップに位置しているらしいです。表面的にはあまりインドネシアっぽくないフュージョン系の音ですので、こんな音楽が人気があるなんて、何だか意外ではあります。


 この手の音がインドネシアで人気が出てきた背景には、好調な経済発展に伴って人々の生活に余裕が出て来たことがあるようです。フィリピンでも「高学歴系」と呼ばれる(って、MIAさんとわっちにしか通用しないと思いますが)裕福層による音楽が出て来ていて、中でもシノ・シ・キャットなんかはクールなジャズ・ファンクで人気を得ていますが、時期を同じくして二つの国で同じ様なタイプの音楽の人気が出て来ているのが、何だか興味深いです。


 この手の音を作るには、高い演奏技術と音楽的知識が必要となりますよね?作り手は音楽を研究して演奏技術を磨く必要がありますので、経済的に余裕があって初めて、この手の音楽を作ることができるのだと思われます。聞き手は、「いいね~、この音」なんて、気分的に余裕があるからこそ聞ける類の音楽だと思いますが、その余裕は経済的に安定していることが大きな条件だと思われます。原始的な衝動任せの音楽ではないという点で、この手の音楽が人気があることは、経済発展の一つの指標となるモノなのかもしれません…って、ただのわっちの妄想でやんす。失礼致しますた。


 まあそんなどうでもいい話はさて置き、この連中はどうやら腕利きのスタジオ・ミュージシャンが集まって結成したバンドのようなのですが、余裕綽々の演奏は流れるようにスムーズで、しかもオッサレーに汗をかきながら演奏している様子が浮かんでくるところがイイですね。音だけ聞いていればインドネシアのバンドだなんて全くわからないと思いますが、その無国籍性が物足りないと言う人もいれば、インドネシアからこんな音楽が出て来たことに感心する人もいるかと思われます。


 しかし、聞き進むにつれて、段々とメロディや歌の節回しにインドネシア的としか言いようが無い感覚が入っているのが聞こえて来まして、やっぱり今のインドネシアの音なんだな~、なんて思ってしまいます。ただのオッサレーなフュージョン系の音ではない、インドネシアっぽさを持ちつつ洗練された都会的な音を出しているところが、なかなかに面白い連中だと思う、今日この頃なのでやんす♪


あと、コメント欄に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。
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まずは1曲、「ARE YOU REALLY THE ONE」です。オッサレーで心地良いフュージョン風の音です。
http://www.youtube.com/watch?v=MUHVw5qNge0


もう1曲、「MAAFKAN」です。アコギを中心にした、これまたオッサレーな音でやんす。
http://www.youtube.com/watch?v=MC10jXoR5A4

ころん:2011/04/24(日) 18:54 | URL | [編集]

オオ、スバラシイ。
かっちょいいですね。
衣食足りてジャズファンクを知るってところですかな(笑)。
とってもスマートなサウンドがさわやかで良いですね。

そういえばフィリピンではSino Si Katに続くジャズファンクバンドがデビューです。
AJKAというバンド名でメンバーの頭文字を並べたユニークな名前ですが、連中、フィリピンを代表するカシコ&高学費系大学アテネオ デ マニラの現役の学生さんです。

インドネシアしかり、フィリピンしかり、裕福な若者は同じテイストなんでしょうか。

生意気なくらい学生離れした演奏技術が憎たらしいですが、ロック系の曲にはそれまでのフィリピンポップロックの現代っ子的解釈なんかなぁと思わせる部分があって将来のシーンを暗示しているようでとっても興味深いです。

ファーストフィーチャリング曲のビデオしかないですがご参考までに・・・
http://www.youtube.com/watch?v=Xq7mO-iaFXA


あみ:2011/04/26(火) 19:03 | URL | [編集]

>あみさん
この連中、相当にレベルが高いですから、もし機会があれば、是非あみさんにもお試しいただきたいな~と思います。きっとご満足いただけるかと…。
それにしてもAJKA、実にイイ音出してますね!是非ゲットしたいと思いますが、たった5曲しか入ってないミニ・アルバムしか出てないというのが残念。でもやっぱりこれは「買い」でしょうね。
フィリピンにしてもインドネシアにしても、「衣食足りたらジャズ・ファンク」というのが定番…なのかどうかは知りませんが、似たような傾向の連中が出て来ているのが面白いですよね~♪

ころん:2011/04/26(火) 22:27 | URL | [編集]

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