
今やスターの貫禄もついてきた(?)、ヤー・ヤー・インの99年のファーストアルバムです。このブツ、昨日取り上げたJAMPを北九州の中古屋で見つけた時に、同時に発見しました。8年前のブツが入手できるなんて、本当にラッキーなことであります。普通なら絶対に手に入らないブツですからね〜。JAMPと並んで、今年の発見大賞を進呈致します。
8年前ということは、ヤー・ヤー・インはまだ15歳位のはずですが、流石にジャケは若いというよりも幼いですね。でも現在はちょっと品のない感じの顔になってしまっていますので、それに比べればずっと可愛らしくていい顔をしています。この感じのまんま大きくなれば良かったのに…という話はさておきこのブツでありますが、お子様ポップスだと思ってナメてかかってはいけません。これ、相当に良く出来た面白いブツですよ。
曲調はインド風のポップスから始まって、いかにもという感じのアイドル歌謡、洋楽っぽい曲、アジアンテイスト溢れる切ないポップス、エレポップ風のダンス曲等々、今の感覚からすれば過激なぐらいに色々なタイプの曲が入っているのが良いですね。スタッフも相当に気合を入れて制作したことが窺えます。今時のタイのアイドル歌謡でここまで力を注いだブツってなかなか無いと思います。こういうタイプのアイドル歌謡って、04年に出たリタのアルバム以降はほとんど無いんじゃないでしょうか?
そして色々なタイプの曲を、着実に歌いこなしていくインの歌がまた良いですね。こんなにイケてる歌手だったか?というぐらいに歌えています。とは言っても別に上手い歌というわけではなく、脱力感を誘うヘッポコな歌と言えばその通りなのですが、おそらく右も左も何もわからない状態で歌ったのでしょう、そのために何だかとても純真な歌心が感じられる歌になってしまっているのです。狙ったものではないからこそ、いい感じの歌になったのでしょうね。
このアルバム以降は芸能界馴れしてしまったのか、この娘も大して面白くなくなっていくわけではありますが、ルークトゥンのアルバムを2枚出すという暴挙を成し遂げたり、JAMPのジェニファーと一緒に2002 RATREE、2005 TIWA HUKA HULA、2007 SHOW GIRLSに参加したりと、順調な活動を続けています。今時のタイのアイドルにしては珍しい、どっかの外国人とのハーフではない純タイ産のアイドルですので、応援してあげたい気持ちは多々あるのですが、その為にはこの一枚目のアルバムぐらい面白いブツを再び出してもらわないことには、なんとも支持のしようがございません。インちゃん、ソロでもっと面白いことをやって下さい。そうすればちょっと品の無くなったルックスには目をつぶって応援してあげますよ。
インナー写真。ふっくら肉まんほっぺ。
