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2018’10.14・Sun

西村知美 「メゾ・ピアノ」

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 現在もなお活躍している西村知美の、1990年のアルバムであります。もう30年ぐらい芸能活動を続けている人ですが、今も昔も相変わらず可愛らしいのがステキですね~。あの頃のアイドルで現在も生き残っている人、例えば菊池桃子とか渡辺美奈代とかですが、歳は取っても可愛らしいというのは凄いですよね。まあ色々と維持する為の金は使っているんでしょうけど、「自分は常に見られている立場の芸能人である」という強い意識が可愛らしさを持続させているのでありましょう、きっと。

 それにしても西村さんですよ。当時としては信じられない位に可愛くて、わっちも高校の頃はめっさ好きでしたけど、あの頃はエコー&ザ・バニーメンとかR.E.Mみたいなマイナーな洋楽が好きな「硬派な高校生」でしたから、実は西村知美が好きやねんなどとは口が裂けても言えませんでした。などと言いつつ、家に帰ったらエアチェックした西村さんの歌をこっそりと聞いていたりしたワケでございますが。こっそりと聞く西村さんの歌は束の間の快楽をもたらしてくれる一服の清涼剤でありまして、耳をくすぐる実に優しくて心地好いモノでありました。

 そんな西村さんの盤を欲しいとは思いつつも、レジに持って行くのが恥ずかしくて買うどころではありませんでしたし、そもそも西村さんの盤をレコード屋で手に取ることなんて出来ませんでした。だって、一体誰に見られているかわかりませんでしたから。そして月日は流れて現在に至り、西村さんの盤を買う時にレジに若くてカワイイ女子がいる場合は、ビートルズの盤の下に隠してレジに持って行く程度の勇気はあるのであります。そうやってゲットした(?)今回の盤、色々な音楽を聞いて来た現在の耳をもってしても、やはりあの頃の通りの清涼剤的な歌だと感じられるのでありますよ。音程も危うい西村さんの下手っぴーな歌は実に清楚で可愛らしく、天使の歌声と呼ぶに相応しいモノだと思います。

 まあ冷静に聞けばあの頃のアイドル盤らしい安直な作りかと思いますけど、西村さんの歌声があればファンへの愛情溢れる天使盤になるのであります。胸締め付けられるような切なくて美しい名曲「ひまわりの丘」も入っていますし、興味無い人にはプラスチックゴミにしかならない盤なんでしょうが、わっちにとっては天使のステキ盤なのであります。

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2018’10.13・Sat

中嶋美智代 「たんぽぽ」

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 先日おやぢ様が取り上げておられました、中嶋美智代の1992年のアルバムであります。基本的にハズレが無い中嶋さんの盤でありますが、コレも実にイイ感じであります。何がイイって、まずは40ページ以上にわたる中嶋さんの写真満載のブックレットがイイんですよ。しかも全てモノクロ写真。古き良き時代のアイドル写真集という風情が、あまり昔っぽい顔立ちではないカワイイ中嶋さんに何故か似合っているんですよ。この手のパッケージを含めたトータルとしてのCD作品って、やっぱりイイですよね~。この醍醐味は配信では味わえないのではないかと思います(配信したことないから知りませんけど)。

 そして何よりもイイのが、中嶋さんの歌ですよ。甘えるような舌足らずな歌声で、とんでもなく不安定で下手っぴーな歌をぶっ放すのですが、この歌から零れ落ちるアジア的な湿った情緒のある切なさは、一体何事なのでしょうか?こういうのを聞くと、歌って上手いとか下手とかの問題ではないということを実感致しますね。中嶋さんみたいに、下手でも伝わる歌があるワケですからね~。まあこの耳が腐りそうなレベルの下手っぴーな歌に我慢ならんという方も多々いらっしゃるでしょうが、中嶋さんの歌が持つ切ない情緒を感じ取ることが出来れば、貴殿もきっと中嶋さんのファンになってしまうことかと思います。それに中嶋さんって渡辺美奈代みたいな毒娘ではなくて、もっと清楚な感覚がありますから、より多くの人に受け入れられるのではないかと思います。

 などと言ったところで、中嶋さんなんて既に過去の遺物的な存在ですから、今更掘り起こして聞こうなんて誰も思わないでしょうけど、掘り出してみるだけの価値を十分に持ったお宝アイドルだと思う今日この頃であります。この盤は曲も粒揃いですし、打ち込みで安直に作った「如何にもあの頃のアイドル盤」みたいな粗製乱造盤とは違って、制作陣の愛情が感じられますから、聞いていて気分が良いです。切ない歌謡好きにはオススメ出来る作品であると存じますが、如何でしょうかね~。

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2018’10.12・Fri

理亜るなジャズ記録~MATCHING MOLE

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。今回取り上げますのは、ロバート・ワイアットが在籍したことで有名な(?)マッチング・モールの1972年のアルバムで、邦題は「そっくりモグラ」です。私は全然知らないバンドでしたが、ころんさんは学生の頃にちょっとロバート・ワイアットに興味を持った時期があったらしく、その頃はまだこの作品はCD化されていなくて、LPが法外な値段で取引されていたんだそうです。でも今やブックオフの500円棚で見つかるのですから、良い時代になったのか、それとも単に音盤という物が過去の遺物になりつつある時代というだけのことなのか、よくわかりませんね。

 ところでこの作品はプログレッシヴなジャズ・ロックなんて言われていて、だからころんさんがジャズ担当の私に回して来たようなのですが、私にはなかなか難しいアルバムですね。ジャズかと言えばジャズではありませんし、だからと言って単純にロックとも言い切れませんし、ジャンルに捉われないその自由な発想が良いということにはなるのかと思いますが、私はアルバム全体を覆っている沈鬱な雰囲気にちょっと馴染めないのです。プログレファンの方々にはこのヨーロッパ的な沈んだ感覚がたまらないのかもしれませんが、私には荷が重いですね。個人的にロバート・ワイアットの歌が苦手ですので、歌入りの曲が1曲目だけで後は基本インストというのは助かりますけど(ファンの方々、申し訳ございません!)、それでもやっぱり息苦しさは否めません。ころんさんは「やりたいように展開している、シャープ且つダラダラした演奏がなかなか良いではないですか」なんて言ってますけど、だったら自分でレビューして下さいと言いたくなってしまいました。

「自分でレビューして下さい。」by理亜
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 以上、私老化防ぎ隊の理亜がお送り致しました。皆様が今後も素敵な音楽に出会えることを願っております。

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2018’10.11・Thu

奈々子SOS~THE INNOCENCE MISSION 「NOW THE DAY IS OVER」

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 皆さん大変ご無沙汰です。私老化防ぎ隊の奈々子です・・・って言っても誰も覚えてくれてないと思いますけど、実は奈々子なんてメンバーがいたんですよ。これからもあんまり登場する機会は無いかもしれないですけど、良かったら奈々子のことを覚えておいて下さいね!というワケで今回取り上げるのは、アメリカの良心イノセンス・ミッションの2004年のアルバムです。このアルバムはスタンダード・ナンバーとか伝承曲のカバー集になっていて、オリジナルは1曲だけかな?「オーバー・ザ・レインボー」とか「ムーン・リヴァー」、「エーデルワイス」等々耳に覚えのある曲がいっぱいあって、下手したら手垢にまみれたつまんないアルバムになる可能性があるものの、そこは流石にアメリカの良心イノセンス・ミッションです。もう見事なまでにイノセンス・ミッションの世界になっていまして、心から癒されてしまいますね!

「心から癒されますね!」by奈々子
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 それにしてもイノセンス・ミッションの音楽って、どうしてこんなに優しいんでしょうね?淡々としたカレンさんのピュアな歌声も優しければアコースティックな響きを大切にした隙間の多いシンプルな音作りも優しくて、本当に心が洗われるような気分になってしまいます。いつまでもこの音世界に浸っていたいですね(「勝手にいつまでも浸っていて下さい。」byころん)。まさにジャケットのイメージ通りの音楽で、一日の終わりに相応しい「お休み音楽」だと思います。イノセンス・ミッション、最高です!

以上、私老化防ぎ隊の奈々子がお送りしました。ワタシのSOSを感じ取った方は、是非フォローして下さいね♪

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2018’10.10・Wed

辺見えみり 「流れ星」

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 あれはまだ前の会社に勤めていた時のこと、酔って夜遅く会社の寮に帰って来て部屋のブレーカーを上げたら、ステレオに入れっ放しだったCDが突然再生されたんですよ。流れて来たのは辺見えみりの1996年発売のこのアルバムの1曲目、「夢じゃない」でした。酔った耳に辺見さんの歌はあまりに下手に聞こえまして、「うおーっ、耳が腐るやんけ!」と思って再生を叩き切って、すぐにそのアルバムを叩き売ってしまいました。それ以来辺見さんの歌を耳にすることは無かったのですが、この度ブックオフの280円コーナーでこの盤を見つけてしまいまして、懐かしくなって買い直したのであります。

 久~し振りの辺見さんの盤でありますが、聞いてみるとやっぱり下手っぴーな歌なんですよね~。しかしこれまで色々と酷い歌を聞いて来た現在の耳には、心地好い下手に聞こえるのであります。辺見さんって下手ではあっても曲には極めて恵まれていまして、スピッツのカバー4曲を含む全10曲の楽曲群はかなり充実していると思います。まあその楽曲を歌いこなせているかどうかは別問題ですが、アイドル歌謡としては良く出来ているのではないかと思います。この出来であれば、もう叩き売ることは無いと思います、多分。

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