2018’06.12・Tue

BOB DYLAN 「HIGHWAY 61 REVISITED」

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 ボブ・ディランが受賞したのはノーベル文学賞でしたっけ。受賞の発表後はブックオフの棚から一斉にディランの盤が消えてしまいましたが、最近はボチボチと戻って来つつあるような気が致します。わっちはディランにはあまり興味が無くて、ディラン盤はこれまで1枚として持っておりませんでしたが、ノーベル賞の受賞云々には関係無く「追憶のハイウェイ61」と題されたこの盤だけは一度聞いてみたいと思っていたんですよね~。名盤との誉れ高いですし、個人的にめっさ好きな「ライク・ア・ローリング・ストーン」が入っていますし。ですので先日の関西の旅で、三宮のブックオフの500円棚でこの盤を見つけた時は嬉しかったですね~。ありがたや~♪

 念願叶ってゲット出来たコチラの盤は国内盤でありますが、解説はもしかしてかの有名な菅野ヘッケルか?などとちょいとイヤ~な予感がしたものの、開いてみたら中村とうようでした。どっちにしてもイヤだわね~。まあ読まなければイイんですけど(読んだけど)。解説はどうでもいいとしても、やっぱり1曲目の「ライク・ア・ローリング・ストーン」はイイですね。曲もイイしバックの音もイイし、歌ってんだか喋ってんだかよくわからないディランのヴォーカルもカッコいいです。この1曲だけでもこの盤を持っている価値はあるんじゃないかと思います。他はブルース色が強い曲が多くて、わっちにはイマイチな感じもしますが、コレは個人的にブルースがあまり好きじゃないということに起因しますので、音楽そのものが悪いというワケではございません。

 ところでぶっちゃけ言いますと、ディランの歌(喋り?)が何曲も続くのは、わっちにはキツイものがあります。このクセが強い声と歌い方を聞き続けることが出来る程、わっちはディランに慣れていませんし好きでもありませんし。ですので名盤の誉れ高いコチラの盤も、「一体どこが名盤?」って気がしてしまうのも事実であります。10点満点で採点すれば6点程度の凡庸な盤という評価になってしまいますが、これはきっとわっちの聞く耳が無いからなのでありましょう。ただ、65年の録音にしては音が良いですし、特にオルガン(アル・クーパーですか?)の音が非常に良くて、耳が惹き付けられてしまいますね。わっちにとってこの盤は、「ライク・ア・ローリング・ストーン」とオルガンの音が非常に素晴らしいという、それだけの盤なのかもしれません。

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2018’06.11・Mon

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!

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 昨日は福岡は天神のイムズ・ホールで行われました、チャラン・ポ・ランタンのライヴ「唄とアコーディオンの姉妹劇場」へ行って参りました。イムズ・ホールって初めて行ったのですが、イムズという商業ビルの中にあるホールで、ライヴだけでなく演劇や映画上映にも使用されています。予想通りかなり小さい会場で、キャパは366人だそうです。17時ライヴ開始で16時半開場でしたので、会場入りする前にイムズの飲み屋で魚をおつまみに軽く一杯引っ掛けました(サバの刺身とタコの小倉煮が旨かった!)。16時40分頃に会場に着くと、既に大勢の人が。スキャンダルとかサイレント・サイレンなんかに比べると年齢層は随分高く、30代以上の人が中心って感じです。意外に親子連れも結構いたりして。中にはレトロな和装の集団もいて、これまでに行ったどのライヴにも無かった独特の雰囲気がありますね。

 座席は前から7列目と結構前の方で、ステージに向かって左側のスピーカーに近い辺りですね。位置的にはヴォーカルのももがほぼ正面に見える感じです。パイプ椅子みたいな座席に着いて待つこと25分ちょい、17時10分頃に会場が暗転して小春とももが出て来て拍手喝采!もものつま先から頭のてっぺんまで全て見えますし、小春も膝から上はバッチリと見えます。よっしゃ、ここで一気に盛り上がって・・・と思ったら、全然聞いたことが無い静かな曲が。3曲目までは情念がドロっと流れて来るような静かな曲が続いたのですが、二人が織りなす圧倒的に求心力があるステージに目は釘付け。その後は笑顔がはち切れんばかりのノリノリの曲、まるで演劇の舞台を見ているような緊張感溢れる曲、しっとり美しい曲と、次から次へと色々なタイプの曲を繰り出して来ます。そして、たった二人の歌とアコーディオンだけの演奏なのに、曲に合わせて世界観から色彩感を完璧に作り上げますので、一瞬たりとも目と耳が離せない状態です。

 それにしてもこの二人のパフォーマンスの素晴らしいこと!小春のアコーディオンは上手いなんてものではなく、物凄いとしか言いようがないまさに「超絶技巧」の剛腕であります。確かな指さばき、曲によって表情を変える音色、歯切れの良いリズム、どれを取っても最高ですね!アコ弾きにつきましては、これまでにシャロン・シャノンとかアルタンのダーモット・バーン等の錚々たる名手を見て来ましたけど、それらの達人と比べても小春のアコはダントツで素晴らしいです。そしてヴォーカルのももですよ、こちらも本当に素晴らしい!CDで聞けるように色々な声色を使い分けて歌うワケですが、とにかくめっちゃくちゃに上手いんですよ。発声がシッカリしていて音程やリズム感が正確なんてことは当たり前で、曲が持っている喜怒哀楽の感情を表現して会場を呑み込んでしまうと言いますか、一瞬で曲の色に会場の空気を染め上げてしまうのであります。特に落ちぶれた女優の恨みつらみを歌った曲(タイトル忘れた)にはシビレましたね~。落ちぶれた女優の霊が憑依したかのようなパフォーマンスに、マジでチビってしまいそうになりました~♪

 今回のライヴは本編で17曲(18曲かも?)、アンコールで2曲ヤッタのですが、新旧取り混ぜて色々な曲を演奏してくれました。バンドのカンカンバルカンがいない二人だけのステージでしたので、ヤレる曲にある程度の制限があったかもしれず、わっちの大好きな「テイラーになれないよ」「なれたらなあ」「さよなら遊園地」等はありませんでしたが、それでも超満足な出来でした。特にアンコールで会場全体が立ち上がって大合唱した「ムスタファ」は、これまで体験したどのライヴよりも感動的でありました。思い出しただけでシビれてしまいます~♪それから、この二人はMCもめっちゃくちゃに面白いんですよ。音楽だけでなく喋りも芸になっていると言いますか、流石に大道芸とか寄席なんかで鍛え上げて来ただけのことはあります。毒舌な小春に大らかなももという対照的なキャラクターの二人による当意即妙な掛け合いに、わっちも終始ニヤニヤしっ放しでありました。あと、喋りだけではなくて顔でも笑わせますし(小春が「オマエ殺すぞ!」みたいな顔で客席を睨み付けたりするんですよ)。

 わっちはこれまで色々なライヴを見て来ましたけど、例えばスキャンダル、FAYRAY、パキスタンのラーハット・ファテ・アリ・ハーン、ブラジルのレニーニ、アイルランドのアルタン、セネガルのユッスー・ンドゥール、スペインのカルロス・ヌニェス、アメリカのロリンズ・バンド、スウェーデンのクラヤ等々、素晴らしいライヴは多々ありましたが、今回のチャラン・ポ・ランタンのライヴはそのどれよりも凄かったと断言してしまいましょう。チャラン・ポ・ランタンは本当に素晴らしいです!

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2018’06.10・Sun

チャラン・ポ・ランタンのライヴに行って来ました!

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 本日は福岡は天神にありますイムズ・ホールで行われました、チャラン・ポ・ランタンのライヴ「唄とアコーディオンの姉妹劇場」へ行って来ました。詳しくはまた書きますけど、とにかく物凄く素晴らしいライヴでありました。姉妹二人だけの約2時間のステージ、一瞬たりとも目が離せない本当に最高の出来映えでした!これ程までに素晴らしいライヴは他に見たことがない、マジでそう思います。

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2018’06.09・Sat

SCANDAL 「YAH! YAH! YAH! HELLO SCANDAL~まいど!スキャンダルです!ヤァヤァヤァ~」

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 先日の関西の旅で発見しましたお宝盤、スキャンダルの2008年発売の4曲入りデビュー盤であります。オビには「from大阪 甘いだけじゃないROCKIN’女子高生」なんて書いてありますが、10年前は「女子高生バンド」なんてことを売りにするしかない連中だったんですよね~。しかも当時ハルナ様は既にハタチですから、看板に偽りありだったワケですが(落第してたとか?)。それにしてもこのズンドコドタバタしたシロート丸出しの演奏は、一体何なんですかね~。とにかく下手クソとしか言いようが無いスットコドッコイな音を聞くことが出来るワケなんですが、こんなバンドが今や日本を代表する最高のロックバンドに変貌を遂げているのですから、世の中何が起きるかわからないものであります。

 まあスキャンダルのファンでなければ何の価値も無い盤だと思いますけど、わっちにとってスキャンダルは「目に入れても痛くない」存在ですので、こんなヘッポコ盤でも持っておきたいワケでございますよ。ゲット出来て心の底から嬉しい、わっちなのでございました~♪

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2018’06.08・Fri

鳳飛飛 「情念国語金曲」

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 先日ブックオフの280円棚でゲットしました、台湾の歌手フォン・フェイフェイの20曲入盤であります。国語とありますから、台湾語の曲を取り上げているということでしょう。このフォン・フェイフェイという歌手はかなり有名な大物歌手らしいのですが、実はわっちは全く顔も名前も知りませんでした。基本オバハンの歌手なんかに興味はありませんしね~。しかし安棚で見かけたこのブツ、見るからに昔の歌手の良さ気な編集盤って雰囲気ですし、言ってみればタイのメーマイプレンタイのシリーズっぽい雰囲気が漂っていましたので、思わずゲットしてしまったのであります。

 実際に内容としましてはナツメロ集とでも言いましょうか、日本の昭和歌謡なんかに慣れ親しんだ人であればスンナリと耳に入って来る、ちょいとノスタルジックな感興を催すような歌謡曲集になっていると思います。日本の昭和歌謡のカバーなんかも収録されているんですけど、意外なところではわっちの大好きな曲、あおい輝彦の「あなただけを」をヤッテいるのがめっさ嬉しいですね~。この曲のオリジナルを聞いたのは本当に幼少の頃でしたけど、その頃から強烈に耳に残っていまして、未だに鼻歌で出て来たりしますし。この曲のカバーを聞けただけでも、わっちにとっては価値があったかと思います。

 フォン・フェイフェイの歌自体は、テレサ・テンと比べれば当然分が悪いものの(テレサと比べたら誰でも分が悪いですが)、真面目な切々とした歌唱にはとても好感が持てます。ちょいハスキー気味の響き成分少なめな歌声は好みが分かれそうですが、人気がある大物歌手だけあって聞き所は十分にあるかと思います。曲も流石に良いモノが揃っていますし、昭和歌謡ファンであれば聞いてみて損は無い歌手だと思いますが、如何でしょうかね~。

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